ある年のことですが、私たち夫婦は念願の注文住宅を新築するための準備をすることを決断しました。しかし、注文住宅を建てる際に必要となるお金を工面するためにどういう融資を受けられるか分かっていませんでした。住宅ローンの融資が正しく実行されるための知識を深めようと考えました。住宅ローンの選択を間違えたせいで後悔するのは嫌でした。特に悩んだのが固定金利と変動金利の選択でした。正社員として働いているため安定した収入を得ているのですが、将来のために貯蓄をしていたので住宅ローンの負担が少ない方が良かったです。将来の金利が上がるか下がるかよく分からなかったので変動金利に不安を抱いていたから、最初に選ぼうとしたのが固定金利の住宅ローンでした。なぜならば、固定金利は契約している間に金利の動向に不安を感じなくて済むのがメリットだから安心でした。一定の金利の住宅ローンは分かりやすく返済の計画を立てやすいのが良かったです。金利が予想外に上昇した時のリスクを考えると固定金利がベストのような気がしました。やはり将来にいくら支払えばいいか分かっていた方が精神的に楽でした。ただ、友人は変動金利の住宅ローンを利用して注文住宅を建てていたので気になりました。金利が下がってくれたら得をするのが変動金利の利点でした。将来の金利が下落する可能性が高いのなら変動金利にした方が経済的だと思うようになりました。返済額が節約できるなら変動金利でもいいと思い始めたので専門家に相談することにしました。金融機関に行って将来の金利の予測について説明してもらいました。そのおかげで、どれぐらいのリスクがあるかよくわかりました。住宅ローンの仕組みについてよく調べた結果、判断材料が揃ったので夫婦でじっくり話し合いました。金利が将来上がる可能性があるというニュースを知ってから不安になってしまったので、固定金利の住宅ローンを使うことを最終的に決めました。金利が低くなることによるローン返済額の節約効果よりも、リスクの軽減ができる安定性が重要という結論になりました。そして、注文住宅を建てたのですが、将来の支払い額を理解しているため貯金の管理がしやすかったので固定金利にして良かったです。