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いざ注文住宅を買う際に、多くの方が銀行に住宅ローンの融資をお願いする、ということになるかと思います。この場合、まず「住宅ローンでいくら借りることができるのか」ということが重要になります。人によって借入限度額は異なるからです。注文住宅というのは建売とは違って何もないところから、1から作るということになるわけですから、そもそもいくら確保できるのかというのは注文住宅を建てる前からそれなりに把握しておかなければならないということになります。

注文住宅での家づくりにおける支払いというのは出来上がった部分に応じてちょっとずつ払うということも結構多いです。一般的には、着工金・中間金・最終金、と3段階に分けて支払うところが多いかと思います。つまり、前払いということはほとんどないですし作り終わってから一括で全部支払うということも実はそんなに多いわけではないのです。

作り上げている時にも建築会社としてはコストがかかっているわけですからその都度ちょっとずつ分割的な感じで払ってもらうということになるわけです。それというのも、あってはならいことですが、工事の途中でやめてしまう、逃げてしまう、ということがあったら建築会社としても困るからです。

その為にローンを組んでその時期のタイミングに合わせて少しずつ融資をしてもらうことになるのですが、結局のところ大きな金額を銀行から借りるということには違いはありませんので20年、30年といったような返済のプランで借りることになります。最大35年が多いかと思います。

そのためやはり借りる時にはどのタイミングで申し込みをするのかということによって大きく変わることがあります。それはなんといっても金利です。金利には固定金利と変動金利というのがあるわけですがどちらが良いのかというと基本的にリスクを取りたくないというのであれば固定金利にするとよいでしょう。名前の通り固定金利は今後何があっても金利が変わらずにずっと固定ということになります。ですから安定して支払いの計画が立てられるという利点があります。注文住宅でもやはりそれは重要なことになりますので安定的にするならばやはり固定金利でしょう。

変動金利は見直しをして金利が安くなるかもしれない、という可能性が魅力ですが、それは逆に金利が高くなる可能性もあるということです。ですから、どっちが得とは誰にも分かりません。そして金利動向はさすがに予測がつきにくいです。数年くらい先であればわからないでもないのですが、住宅ローンはとにかく借りる期間が長いですから、リスクな部分として数千万円近くの借金をして行くことでの金利を選ぶ時にいまいちわからない方向性の選択するというのはあんまりお勧めできないわけです。

ご自身のライフスタイルや、近年の金利の動向を見て分析するなどして、慎重に決めましょう。