
私の周辺の人たちはほとんど注文住宅を建てています。建売を購入している人は皆無です。注文住宅を自分の所有している土地に建築している人ばかり、それは郊外であることも要因かもしれません。私のように実家の土地の1部を使わせてもらう人もいれば、新しい土地を先に購入してから購入後に自分のものにした土地に建てているという人もいます。後者の場合では、ローンを組む時からさかのぼり2年以内に購入して有れば、住宅ローン減税制度を使うことができます。建売住宅を買えばいいのに、先に土地を購入して、そこに注文住宅を建てた、と当人の家族は嘆いていましたが実はこう言う事情があってのことだったそうです。
土地付きか土地なしか、住宅ローンの組み方から費用の準備まで異なります。費用の件で重要だったことは、土地をすでに保有しておりローンに組み込まない場合では融資を期待せずに自己資金が必要となります。しかも、かなりのまとまった大金が必要となるのです。一方で、土地と共に購入する時にはローンの組み方が煩雑、複数の選択肢があります。固定金利か変動金利かを選ぶことから、依頼する会社、業者選びも判断しなければいけません。
そこで、土地持ち、注文住宅を建てている友人が周囲に多い私の見解では、業者は工務店さんを紹介してもらうことが常識のようになっています。我が家のケースでは夫の職場の人たちからの紹介でした。家を建てるタイミングは周囲と合わせていくことになるので、自然と紹介してもらえるようです。家を建てるタイミングを合わせるという意味は、職場内での結婚、家を買う時期が周囲の同僚と同じになると言うこと。これは日本の会社、特に地方ではよくあるパターンなので、融資を受けたい時固定金利、変動金利を決める時も職場の人にも工務店さんにも相談しやすい仕組みです。地方ではだいたいこのようなことが多いので、業者選びは信用度が高く時間も費やすことがありません。